私、区分良子。
最近の朝食は小松菜とバナナのグリーンスムージーな30歳!!
現在は株式会社いざ売るカンパニーで一棟 売男さんのもと、不動産売買に悩む方々に対してのサポートをしております!
今回は首都圏のマンション売却の動向についてお話していくわね。

2015年は全体的に減少傾向

2015年上期首都圏新築マンション発売戸数は、昨年に比べ減少しています。
建築コストの値上がりに伴う物件価格の上昇により、割高感による売れ残りの懸念や横浜のマンションの杭問題が影響しているのかもしれません。
上半期だけでみるとリーマン・ショック直後以来の低い水準でした。
特に郊外の新築マンションでは、サラリーマンの購入層が高騰している新築物件より、手頃な中古マンションを選択する傾向が強まったのではないかとみられます。

一方「都心では高額物件が供給され、全体の価格を押し上げた」とみる傾向もございます。
首都圏の中古マンションの成約件数、平均成約価格が前年同月比で上回る状況となっており、今年に入って市場が活気づいていることは明らかです。
売れ行きが伸びている要因として、アベノミクスへの期待や東京五輪開催決定のニュースが期待感が高まったことにより、首都圏中心部から活性化が始まり、隣接する神奈川県、埼玉県、千葉県へ徐々に波及し継続しているもようです。

さらに、初めてマンションを購入しようとする子育て世代のファミリーは団塊ジュニアと呼ばれる世代で様々な消費に大きな影響を及ぼしてきていると思われます。
比較的ゆとりある専有面積で、購入しやすい価格帯の物件が多いことから、中古マンションに注目する動きが高まっています。

首都圏全域での動向

東京23区では全体的に好調ですが、首都圏全域が好調なわけではありません。
人気の湾岸エリアでは、リフォームやリノベーションしているわけではないのにもかかわらず、購入時の金額を上回る金額で売却できているような状況がみられ、外国人投資家の購入件数も増えています。

東京23区以外は一部地域や駅では中古マンションの価格が上昇してきていますが、まんべんなく上昇しているわけではありません。
バブル期に栄えた街は、高齢化も進み首都圏においても過疎化してきている地域もあるため、売り出しの物件数が増えすぎて価格が下がってしまっている地域も少なくありません。

海外の不動産に比べに東京の不動産は割安感があるとみられているため、円安の状況が続くあいだは外国人投資家の不動産購入が続くと考えられます。

東京五輪

また、首都圏のマンション価格の上昇の一因として『東京五輪』があります。
東京五輪にむけて、首都圏のマンション価格は上昇し続くことが考えられますが、バブル期やミニバブルを経験した日本人にとっては、東京五輪後についての不安感が広がっているのも事実です。

ましてや、東京オリンピック以降は、いわゆるゆとり世代が子育てファミリー層になるため、車の販売が伸び悩んだように住宅販売も難しい状況になっていく可能性があるのではという懸念があります。
すでに、賃貸か購入かを選択するアンケートでは、現在の20代においては賃貸を選択する層が増えています。
中古マンションを購入しても、リフォームなどを行わずに居住するというような人が増えていくのではないかと思います。

今後は中古マンション購入は実需では割安なものも、首都圏の23区外は投資の利回りとしては厳しいものになってくるかと考えます。
また、建て替え問題や団塊世代の所有マンションの行方次第で、過去に直面したことのない状況が出てきて大きく様子が変わっていくのではないかと思われます。

割高感のあるマンションの価格調整が始まってきた今年の状況からみると、来年は築年数が1年進んでも価格は維持という実質値上がりの状況になっていくのではないかと思われます。